レックEM益子が新聞で紹介されました。抜粋してご紹介します。
微生物使い汚水浄化―レックEM益子
乳酸菌や酵母菌などの有用微生物群を利用して汚水を浄化する装置「マシコクリーン」を開発し、県の「フロンティア企業」や
県が商品を購入する際、随意契約で購入することができる「レッツBuyとちぎ」の対象製品に認証されるなど注目を集めている。
微生物を使って生ごみをたい肥化することに取り組んでいたが水質浄化にも効果があることに注目、これがきっかけで起業した。
社名には「Local(地域)Ecology(環境)Clean」の頭文字を取って「レック」とした。特別顧問として益子町出身で「大塚商
会」創業者の大塚実氏がいる。
微生物使った浄化液―排水用装置と合わせ拡販
浄化槽や水処理装置のレックEM益子は微生物を使った家庭・店舗の排水用の水質浄化液「バイオ1番」を開発した。自然界に生息
し生ごみを肥料に変える働きを持つEM菌(有用微生物群)などで脱臭し、汚泥・油を分解する。自社製の汚泥分解装置と組み合わ
せ、環境配慮型の商品として拡販する。 バイオ1番は台所や厨房、風呂の排水口などにそのまま流し込んで使う。 EM菌は乳酸
菌や酵母菌光合成細菌などの集合体。抗酸化作用が強く、河川浄化土壌改良などに使われる。
浄化槽能力向上に新装置
微生物で汚水を前処理環境関連製品製造のレックEM益子は飲食店や食料品メーカーなどの事業所用浄化槽に付設すると、汚水処理
能力が10倍以上に高まる前処理装置を開発、販売を始める。「くみ取りなどの処理費用を大幅に削減できる」と説明している。
同社は環境分野のベンチャー企業で、2004年に県のフロンティア企業に認定されている。同社の装置は善玉菌と呼ばれる光合成
菌や乳酸菌、酵母などで構成されるEMを汚水などの前処理に使う。県の検査で水質汚染の代表的な指標の生物化学的酸素要求量
(BOD)が、装備前に比べ1/10以下に減少するなど優れた性能が確認されている。